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正統カバラ・タロット占術ほか、占い・占術関係の古書買取します

愛書館中川書房では『愛蔵版 正統カバラ・タロット占術』など、占い・占術関係の古書を買取りしております。

愛蔵版 正統カバラ・タロット占術
書名:愛蔵版 正統カバラ・タロット占術
著者:佐藤啓一
出版社:学習研究社
発行年:平成4年(1992)発行
備考:第1巻・第2巻+オリジナルカード78枚セット揃い

タロット占術とは、一枚一枚に絵が描かれたタロットと呼ばれるカードを用いた占いのことです。カードをシャッフルして偶然出てきたカードが持つ意味から、その人の過去・現在・未来を占います。日本でタロットが広まったのは、1970年代~80年代にかけてイギリスやアメリカで起こった「ニューエイジ」と呼ばれるスピリチュアル・ムーブメントの影響です。タロットはオカルトや占術の用途だけでなく、スピリチュアリティの探究や心理カウンセリングのツールとしても広く用いられるようになりました。

タロットはその多彩なデザインから美術品としても人気があります

現在では世界中で親しまれているタロットですが、もともとは15世紀にイタリアで作られたのが最初だと言われています。当初は占いではなくゲームに使われていましたが、のちにフランスに伝わり、16~18世紀にかけて「マルセイユ版」とよばれるタロットが作られました。そして、18世紀のパリで活躍していたエッティラという占い師によってはじめて本格的なタロット占術が確立されます。エッティラが出版した『タロットと呼ばれるカードのパックで楽しむ方法』はタロットについて書かれたもっとも古い文献の一つです。
その後、タロットは19世紀後半のフランスにおける神秘主義・オカルトの振興とともに、西洋魔術のツールとして親しまれていきます。特に、フランスの隠秘学思想家であるエリファス・レヴィは著書『高等魔術の教理と祭儀』の中でカバラ(ユダヤ教の神秘主義思想)とタロットとの関連性を説き、現在につづくタロット占術の体系を大きく形作りました。世界を構成する諸要素とタロットの各カードを対応させるエリファス・レヴィの解釈は、のちにイギリスの「黄金の夜明け団」やフランスの「薔薇十字カバラ団」などの秘密結社に受け継がれ、20世紀前半にはアーサー・エドワード・ウェイトによって「ウェイト版」と呼ばれるタロットが作られました。同じく「黄金の夜明け団」の解釈に基づいて作られたタロットとして、イギリスのオカルト研究家であるアレイスター・クロウリーの「トート・タロット」があります。この時期から、伝統的な宗教モチーフにとらわれない多用なデザインのタロットが作られるようになりました。

タロットには多くの種類がありますが、最も一般的なものは「大アルカナ」と呼ばれるカード22枚と、「小アルカナ」と呼ばれるカード56枚からなる78枚のセットです。
『愛蔵版 正統カバラ・タロット占術』は、タロットの占い方が詳しく紹介されている占法編と、付属のカード全78枚(大アルカナ22枚・数字カード40枚・人物カード16枚)の分かりやすい解説が収録された解読編の二部からなり、初心者の方からプロの方まで楽しめる仕様となっています。

タロットほか、占い・占術関係の古本を買取強化中!

愛書館中川書房では『運命の書 古版マルセイユ・タロット』『ダイス占い&易占タロット占例集』『未来の扉を開く 易占タロット』『アレイスター・クロウリー著作集 全8冊』『魔術的芸術』(巖谷國士監修)などの占い・占術に関する古本の出張買取を承っております。お手元に気になる本がありましたらお気軽にご相談ください。
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