『平安時代史事典』ほか歴史(日本史)に関する古本を出張買取致しました

『日本伝奇伝説大事典』乾克己ほか編 角川書店 昭和61年（1986）
『有職故実大辞典』鈴木敬三編 吉川弘文館 平成18年（2006）
『平安朝服飾百科辞典』あかね会編 講談社 昭和50年（1975）

『日本古代国家の地方支配』北條秀樹 吉川弘文館 平成12年（2000）
『平家納経 平清盛とその成立』小松茂美 中央公論美術 平成17年（2005）

『古代の日本と渡来の文化』上田正昭 学生社 平成9年（1997）
『日本古代の庭園と景観』本中真 吉川弘文館 平成6年（1994）
『上東門院の系譜とその周辺』酒井みさを 白帝社 平成元年（1989）

日本史ほか歴史関係の専門書は学生から研究者まで人気があります

日本における古代とは王朝時代のことであり、一般的には飛鳥時代から平安時代中期ごろまでを指します。しかし、古代の始まりを聖徳太子が政権を掌握した推古天皇元年（593）とする説、終わりを平安時代末期から鎌倉時代以前の院政期、1160年代の平氏政権の成立、元暦2年（1185）の鎌倉幕府の成立とする説などがあり、厳密には定まっていません。
日本最古（そして世界最古）の印刷物は8世紀に成立した『百万塔陀羅尼』ですが、以降は約2世紀にわたり印刷・発行の記録はなく、平安時代においても法華経などを経典を大量に印刷して功徳を積む、というような宗教事業としての印刷が栄えるなど、平安時代から室町時代までの出版物は仏教関係の著作や経典でした。そのため古代史に関する紙ものはそもそもの数が少ないため現存数も少なく、また保存状態の観点からも貴重であり、買取りさせていただいた『増補史料大成 正続98冊』（増補史料大成刊行会編、臨川書店）のような史料を集めた古本は、主に日本古代について研究されている方々から需要があります。また、『平安時代史事典 全3冊』（角田文衞監修、古代学協会・古代学研究所編集、角川書店）は、平安時代の政治・経済・社会・地名・宗教・風俗・文芸・美術工芸・動植物・自然現象などさまざまな分野を網羅するだけでなく、平安時代史研究の上で大きな業績を残した研究者名も掲載しており、こちらも平安時代に関する研究をされている方から人気の古本となっています。

愛書館中川書房では『延喜式の研究 全2冊』『日本古代史論集 全5冊』『坂本太郎著作集 全12冊』『註解養老令』『西田先生頌寿記念 日本古代史論叢』など奈良時代や平安時代といった古代日本史ほか歴史に関する古本の出張買取を承っております。以前には『日本古代農業発達史』『日本古代家族史の研究 全2冊』『平城京長屋王邸跡 全2冊』『延喜天暦時代の研究』『日本古代氏族伝承の研究』『日本古代水上交通史の研究』などの奈良時代・平安時代の律令や有力氏族、伝承など歴史関係の古本を出張にて買取りさせていただきました。

【当店取扱商品】
『東京帝国大学紀要工科第三冊 平城京及大内裏考』東京帝国大学編 附図 正誤表／『国宝　伴大納言絵詞 全3巻』藤田経世解説 筑摩書房 桐箱／『平安京提要』角田文衞監修 古代学協会編 角川書店 附図

書名：史料纂集 權記 全3冊
著者：渡辺直彦・厚谷和雄校訂
出版社： 続群書類従完成会
発行年：昭和53年（1978）

先史時代の遺跡や土器ほか考古学など歴史に関する古本の買取強化中！

このほか愛書館中川書房では『古代人骨の研究に基づく日本人種論』『日本古鏡図録』『日本考古学史資料集成 全3冊』『日本先史土器の縄文』など縄文時代や弥生時代といった先史時代の遺跡や土器ほか考古学や歴史学に関する古本の出張買取を承っております。『鎌倉材木座発見の中世遺跡とその人骨』『先史考古学論文集 全4冊』『縄文土器大観 全4冊』『土師式土器集成 全4冊』などお手元に気になる品がありましたらお気軽にご相談ください。

書名：シリーズ「遺跡を学ぶ」既刊分124冊 第1ステージ全104冊（全100冊+別冊4冊）+第2ステージ既刊20冊　
出版社：新泉社
発行年：平成16年（2004）

愛書館中川書房は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県といった関東地方を中心に全国への出張買取を承っております（内容・量・地域によっては買取りができない場合があります）。買取の流れでは当店の出張買取の大まかな流れや注意事項についてお知らせしております。出張買取のご予約やご不明な点に関する質問などは下記の古本出張買取専用フリーダイヤルからどうぞ。
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