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『芳香療法』ほか香料関係の古書を出張買取いたしました

『香りの感性心理学』『香料博物誌』ほかスパイス・ハーブ・アロマ・香水といった香り・匂いなど香料に関する古書を出張にて買取りさせていただきました。大切にされていた蔵書をお譲りくださりありがとうございます。

  • 出張買取
  • 2018年8月1日
地 域 神奈川座間市
近 隣 駅座間駅/入谷駅
買取分野

【商品詳細】

  • 書 名 : 香りの感性心理学
  • 著 者 : S・ヴァン・トラー、G・H・ドッド編集 印藤元一訳
  • 出版社 : フレグランスジャーナル社
  • 発行年 : 平成6年(1994)


書名:香料博物誌
著者:C.J.S.トンプソン 駒崎雄司訳
出版社:東京書房社
発行年:昭和48年(1973)


書名:東亜香料史研究
著者:山田憲太郎
出版社:中央公論美術出版
発行年:昭和51年(1976)


書名:日本香料史
著者:山田憲太郎
出版社:同朋社
発行年:昭和54年(1979)


書名:女の匂ひと香
著者:北川草彦
出版社:春陽堂書店
発行年:昭和6年(1931)


書名:においの歴史
著者:アラン・コルバン 山田登世子・鹿島茂訳
出版社:藤原書店
発行年:昭和63年(1988)


書名:楽園・味覚・理性 嗜好品の歴史
著者:ヴォルフガング・シヴェルブシュ福本義憲訳
出版社:法政大学出版局
発行年:昭和63年(1988)


書名:ファラオの秘薬 古代エジプト植物誌
著者:リズ・マニカ 編集部訳
出版社:八坂書房
発行年:平成6年(1994)


書名:フレグランス クレオパトラからシャネルまでの香りの物語
著者:エドウィン・T・モリス マリ・クリスティーヌ・沼尻由起子訳 中村祥二監修
出版社:求龍堂
発行年:平成4年(1992)


書名:モダン 化粧史 粧いの80年
著者:ポーラ文化研究所編
出版社:ポーラ文化研究所
発行年:昭和61年(1986)


書名:ハーブ大全
著者:リチャード・メイビー 神田シゲ・豊田正博訳
出版社:小学館
発行年:平成2年(1990)


『ジャン・バルネ博士の植物 芳香療法』ジャン・バルネ 高山林太郎訳 フレグランスジャーナル社
『食品の色・香・味』小幡弥太郎 技報堂
『匂いの記憶』ライアム・ワトソン 旦圭介訳 光文社
『香料 ものと人間の文化史』山田憲太郎 法政大学出版部


『香料博物事典』山田憲太郎 同朋舎
『香料の科学』奥西平曹 史学社
『東西香薬史』山田憲太郎 福村書店


『世界を変えた薬用植物』ノーマン・テイラー 難波恒雄・難波洋子訳注 創元社
『香料と調香の基礎知識』中島基貴 産業図書
『暮しのなかの匂い』小幡弥太郎 毎日新聞社
『アドニスの園 ギリシアの香料神話』マルセル・ドゥティエンヌ せりか書房


『スパイス戦争 大航海時代の冒険者たち』ジャイルズ・ミルトン 松浦伶訳 朝日新聞社
『アローマ 匂いの文化史』コンスタンス・クラッセン他 時田正博訳 筑摩書房
『シェイクスピアの香り』熊井明子 東京書籍


『におい 秘密の誘惑者』ピート・フローン 栩木泰訳 中央公論新社
『香料文化誌 香りの謎と魅力』C.J.S.トンプソン 駒崎雄司役訳 八坂書房
『橘 ものと人間の文化史』吉武利文 法政大学出版局
『匂いの魔力 香りと臭いの文化誌』アニック・ル・ゲレ 今泉敦子訳 工作舎
『香りの世界 百話百態』奥田治 近代文芸社


『匂いの科学』長沢徹 中部日本教育文化会
『ガスクロマトグラフィー・マススペクトロメトリーによる天然香料の分析』正田芳郎 廣川書店
『香料の化学』須賀恭一・渡辺昭次 講談社
『匂い その分子構造』E・アムーア 原俊昭訳 恒星社厚生閣


『香りの比較文化誌』宮澤正順 シャウマン・ヴェルナー 編著 北樹出版
『香りの記憶』新潮社
『香料辞典』堀口博 共立出版株式会社


『改訂版 香りの事典 仏英和』黒澤路可編 フレグランスジャーナル社
『スパイス・ロード 香辛料の冒険者たち』山崎峯次郎 講談社
『私の香り 美しく年を重ねるために』資生堂研究所香料研究部 求龍堂
『スパイスの冒険』伊藤武 講談社


『香道 歴史と文学』三條西公正 淡交社
『調香へのアプローチ』竹中利夫 フレグランスジャーナル社
『香料とともに六十年』曽田政治 曽田香料


『香りの風物誌』諸江辰男 東洋経済新報社
『クレオパトラも愛したハーブの物語』永岡治 PHP研究所
『香りの来た道』諸江辰男 光風社出版


『香水』F・サガン、G・アノトー 鷹見洋一訳 新潮社
『化粧品学』池田鉄作 南山堂
『香料の化学 産業化学シリーズ』赤星亮一 大日本図書
『香りの百科』日本香料協会編 朝倉書店


『香りの創造 調香技術の理論と実際』ロバート・R・カルキン、J・シュテファン ・イェリネック 狩野博美訳 フレグランスジャーナル社
『化粧ものがたり 赤・白・黒の世界』高橋雅夫 雄山閣
『芳香領へ 香気への扉』塚本邦雄 ポーラ文化研究所
『フランス香水の旅 香りを創る男たち』松井孝司 日本放送出版協会


『フレーバー その科学と技術』高田精一郎 日本フレーバー工業株式会社
『香りの科学』安川公・阿部正三編 大日本図書
『匂い・香り・禅 東洋人の知恵』関口真大 日貿出版社

香料関係の書籍は研究者だけでなく趣味として求める方もいらっしゃいます

香料の歴史は古く、人類が火を手に入れた時から香りも利用するようになったと考えられています。香りを意味する英語「perfume」の語源はラテン語の「Per Fumum」とされており、「through smoke(煙によって)」という意味であることからも古代の香料は薫香から始まったと想像できます。
紀元前3000年頃のメソポタミアには香料があり、当時の人々は香りの良い草や木を焚いてその香りを神に捧げていたとされています。また、古代エジプトでは王が亡くなるとその身体に香料を塗りミイラを作っていました。
その後エジプトからローマやギリシャにも伝わった香料は製造が盛んになり、寝室や浴室などを香りで満たし、さらには身体や衣服に擦りこんだりするなど次第に広まっていきます。肉や魚などの臭み消しや香り付けとして香辛料(スパイス)を使うなど食文化の面でも香料が用いられるようになったのもこの頃だと考えられています。
中世になると植物の花・葉・根・種子・樹皮・果実などを蒸留して精油を抽出する方法が発明され、現在の香水の原型とされるものが作られるようになります。それらの香料は十字軍の遠征や貿易の拡大などにより東洋からヨーロッパへと運ばれ、商人らによって香料・スパイスなどが広く取引されるようになり、16世紀になるとイタリアやフランスでも香料が作られていきます。

日本には飛鳥時代に仏教とともに伝えられ仏前に用いられる供香とされていましたが、平安時代になると宮廷を中心に着物や部屋に香を焚き香りそのものを楽しむという風習が盛んになったと言われています。時代ともに日本独自の香り文化が確立され、茶道・華道などとともに香木を焚いて香りを鑑賞する芸道「香道」が誕生します。江戸から明治にかけて香料は化粧に用いるなど庶民の間でも身近なものとなり、香水や化粧品など洋風化していく中で広く普及していきます。
ヨーロッパなどで古くから行われている伝統医学・民間療法のひとつである精油を用いた医療、アロマテラピー(芳香療法・香料治療)は現在日本でも女性を中心に人気があります。

愛書館中川書房では『香料の研究』『最新香料の事典』『合成香料の最新技術』『香りの百科事典』『詳説日本化粧文化史の研究』『東京小間物化粧品名鑑』『香道の歴史事典』『香道名器集』など香料に関する古書の出張買取を承っております。香料といっても香辛料などのスパイス、ハーブから香水やアロマまで多岐に渡ります。香りや匂いといった香料に関する書籍は専門的なものから入門書のようなものまで出版されており専門家や研究者はもちろん、趣味として求める方も多くいらっしゃいます。お手持ちの香料に関する書籍の処分や売却をお考えの際はお気軽にご相談ください。

植物や薬草に関する古書の買取強化中!

このほか愛書館中川書房では『原色日本野外植物図譜 全3冊』『日本のシダ植物図鑑 全8冊』『日本植物図説集』『プリニウス博物誌 植物篇・植物薬剤篇』『薬草術』『原色牧野和漢薬草大図鑑』『沖縄の薬草百科』など植物・薬草関係の古書出張買取も承っております。お手元に気になる品がありましたらお気軽にご相談ください。


書名:シーボルト旧蔵日本植物図譜コレクション
出版社:丸善
発行年:平成6年(1994年)
備考:限定450部 和文解説篇付

愛書館中川書房は東京都だけでなく神奈川県・埼玉県・千葉県など関東を中心に全国各地へ出張買取にお伺いしております(内容・量・地域によっては出張や買取りができない場合がございます)。経験豊富な店主または店長がお伺いし、直接拝見して買取りをさせていただいております。遺品整理をはじめ、断捨離・引越し・リフォームなどに伴う蔵書の整理は愛書館中川書房にぜひお任せください。

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