古書の街』神田神保町の古本屋・愛書館中川書房の古本・古書買取サイト・『コドモノクニ』ほか戦前児童雑誌の古書を長野県より宅配買取しました

『コドモノクニ』ほか戦前児童雑誌の古書を長野県より宅配買取しました

大正時代から昭和時代初期の児童雑誌『コドモノクニ』、昭和初期の保育絵本雑誌『観察絵本キンダーブック』と付録の絵雑誌『ツバメノオウチ』といった戦前の古書や、戦前から戦後まもなくに発行された日本教育紙芝居協会の「国策紙芝居」ほか紙芝居などの紙ものを段ボール1箱分、宅配買取させていただきました。大切に保管されていたお品物をお譲りくださりありがとうございます。
こちらの買取事例は紙芝居と子ども向け雑誌の2つに分けてご紹介いたします。紙芝居については「長野県より戦前・戦中の「国策紙芝居」ほか紙ものを宅配便にて買取り」をご覧ください。

  • 宅配買取
  • 2020年7月30日
地 域長野県松本市
近 隣 駅
買取分野

【商品詳細】

  • 書 名 : コドモノクニ 臨時増刊 岡本帰一傑作集
  • 出版社 : 東京社
  • 発行年 : 昭和6年(1931)


書名:コドモノクニ 春ノ増刊 岡本帰一傑作集 第2輯
出版社:東京社
発行年:昭和9年(1934)


書名:コドモノクニ 第13巻第1号
出版社:東京社
発行年:昭和9年(1934)


書名:コドモノクニ 第13巻第2号
出版社:東京社
発行年:昭和9年(1934)

『コドモノクニ』は大正11年(1922)に東京社から創刊された少年少女向けの児童雑誌です。大正時代の中期に台頭した童話や童謡といった児童文学の影響を受けて成立した「童画」という絵画ジャンルの確立に寄与した絵雑誌だと言われています。
大正11年頃は『子供之友』『赤い鳥』『金の船』といった童話雑誌が次々と創刊されていた時代であり、『コドモノクニ』もそのひとつです。童話や音楽など子ども向けの内容ではありましたが、岡本帰一・武井武雄・初山滋・本田庄太郎・竹久夢二・古賀春江・東山魁夷といった他の雑誌で活動していた画家をあつめ、大判かつ多色刷で芸術性やデザイン性を重視した芸術総合雑誌としても高い評価を得ています。


書名:キンダーブック 第4輯第1編「樹の花」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和6年(1931)


書名:キンダーブック 第4輯第2編「麦」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和6年(1931)


書名:キンダーブック 第4輯第3編「オモチャ」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和6年(1931)


書名:キンダーブック 第4輯第4編「丈夫な子供」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和6年(1931)


書名:キンダーブック 第4輯第5編「可愛イ友達」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和6年(1931)


書名:キンダーブック 第4輯第6編「野菜」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和6年(1931)


書名:キンダーブック 第5輯第9編「オヽ カハイ!」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和7年(1932)


書名:キンダーブック 第5輯第10編「ニハトリ」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和8年(1933)


書名:キンダーブック 第5輯第11編「カミ」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和8年(1933)


書名:キンダーブック 第5輯第12編「イマ ト ムカシ」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和8年(1933)


書名:キンダーブック 第6輯第1編「クサバナ」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和8年(1933)


書名:キンダーブック 第6輯第2編「マンシウ」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和8年(1933)


書名:キンダーブック 第6輯第3編「カホ」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和8年(1933)


書名:キンダーブック 第6輯第4編「アツイクニトサムイクニ」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和8年(1933)


書名:キンダーブック 第6輯第5編「スヰゾククワン」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和8年(1933)


書名:キンダーブック 第6輯第10編「イヌ」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和9年(1934)


書名:キンダーブック 第6輯第11編「ドッチガハヤイ?」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和9年(1934)


書名:キンダーブック 第6輯第12編「アリガタウ」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和9年(1934)


書名:キンダーブック 第7輯第1編「オモチャ」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和9年(1934)


書名:キンダーブック 第7輯第2編「オクワシ」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和9年(1934)


書名:キンダーブック 第7輯第3編「エウチヱン」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和9年(1934)

『キンダーブック』は昭和2年(1927)にフレーベル館から創刊された絵本雑誌です。日本で初めての「月間保育絵本」であり、複数の師範学校附属幼稚園において教材として採用されました。絵本が家庭に定着するのに決定的な役割を果たした存在として評価されており、現在も幼稚園や保育園を通じて配布されています。
なお、戦時中は敵性語にあたる英語が使用できなくなったため、社名が「日本保育館」、雑誌名は『ミクニノコドモ』と改められていました。

表紙や挿絵は写真的なものが使われており、それらの絵は武井武雄・初山滋・川上四郎・耳野卯三郎・内田巌・吉澤廉三郎・寺内萬次郎などの洋画家や童画家が手掛けました。
文章は小川未明・浜田 広介・小林純一など児童文学作家や童話作家が担当しています。

こちらの買取事例では戦前に刊行された『キンダーブック』を買取させていただきましたが、1930年代における『キンダーブック』の発行部数は月におよそ10万部にもなっていました。ただし子ども向けの絵本雑誌であるため、成長とともに処分されてしまうことも多く、戦争によって焼けてしまったものもあり、現存数は多くありません。
戦前版の一部は昭和53年(1978)に『復刻版 キンダーブック 全42冊』として刊行されています。


書名:ツバメノオウチ 第4巻第4号
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和7年(1932)


書名:ツバメノオウチ 第4巻第5号
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和7年(1932)


書名:ツバメノオウチ 第5巻第1号「にはとり号」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和7年(1932)


書名:ツバメノオウチ 第5巻第3号「今と昔号」
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和8年(1933)


書名:ツバメノオウチ 第5巻第4号
著者:日本玩具研究会編纂
出版社:フレーベル館
発行年:昭和8年(1933)

『ツバメノオウチ』は昭和7年(1932)に創刊された、『キンダーブック』の付録誌です。最初は小冊子の形をとっていましたが、後にリーフレット(はさみ込み)も登場します。
保育絵本として知識的な内容が豊富な『キンダーブック』に対して、『ツバメノオウチ』は童謡・童話・童踊・遊戯・漫画・料理レシピのほかキンダーブックの内容解説、幼児の童謡や絵画の募集・発表、さらには園長先生から母親へ向けた子育てに関するアドバイスなどで構成されています。
こちらの挿絵も武井武雄・本田庄太郎・清水良雄・前島とも・伊藤孝などが手掛けており、葛原しげる・野口雨情・和田古江などが童謡を担当しました。

『コドモノクニ』『キンダーブック』ほか戦前の児童雑誌の古書は愛好家や当時の読者から需要があります

幼児や児童を対象とした文学は、のちに「日本児童文学の父」と呼ばれることになる小川未明の第一童話集『赤い船』、明治24年(1891)に「少年文学叢書」の第1編として出版された巖谷小波『こがね丸』などが始まりと言われています。そして大正7年(1918)に鈴木三重吉が創刊した童話と童謡の児童雑誌『赤い鳥』が、日本の近代児童文学の創世期に最も大きな影響を与えました。
その後は大正8年(1919)に『金の船』、大正9年(1920)に『童話』といった童話雑誌が次々と創刊され、『コドモノクニ』や『キンダーブック』もその流れで登場しました。

戦前に刊行された児童雑誌や絵雑誌は、今でも蒐集家や当時の読者層などから需要があります。『キンダーブック』のように作品によっては一部復刻されているものもありますが、そうでないものは流通数が少ないため、落書きやページの外れ・ヤブレなどのない状態の良いものは、探している方から人気があります。

愛書館中川書房では『赤い鳥』『子供之友』『少年倶楽部』『少年世界』『少女画報』『少女クラブ』『幼女の家』『少國民の友』『良い子の友』など戦前に刊行された児童雑誌・少年雑誌・少女雑誌・絵雑誌といった古書の出張買取を承っております。
また、『ホトトギス』『アララギ』『明星』『戦旗』『青鞜』『令女界』『冒険世界』『支那学』『鉄道趣味』など児童雑誌以外の様々な分野に関する戦前雑誌の古書の出張買取もお任せください。

【当店取扱商品】

書名:美術世界 全25冊
著者:渡辺省亭編
出版社:春陽堂書店
発行年:明治23~27年(1980~1984)

雑誌や全集など戦前に刊行された絵本・児童書に関する古書の買取強化中!

このほか愛書館中川書房では『日本童話名作選集 全12冊』『日本童話選集 全6冊』『ひろすけ童話読本 全5冊』『西洋昔噺』ほか雑誌以外にも全集などの絵本や児童書の出張買取を承っております。
新美南吉『おぢいさんのランプ』『花のき村と盗人たち』、『宮沢賢治全集 全3冊』『未明童話全集 全6冊』などお手元に気になる品がありましたらお気軽にご相談ください。


書名:少年冒険小説全集 全15冊
著者:吉川英治・三津木春影・佐川春風・行友李風・高垣眸・横溝正史・野村胡堂
出版社:平凡社
発行年:昭和4年(1929)

愛書館中川書房は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県など関東を中心に全国へ出張買取にお伺いしております(内容・量・地域によっては出張や買取りができない場合があります)。こちらの買取事例のように、遠方かつ少量の場合は宅配便での買取も受け付けておりますのでご相談ください。
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