三島由紀夫全集ほか日本近代文学関係の古書を出張買取いたしました

書名：永井陽子全歌集
著者：永井陽子
出版社：青幻舎 桐葉書房
発行年：平成25年（2013）

書名：「憂国忌」の四十年 三島由紀夫氏追悼の記録と証言
著者：三島由紀夫研究会編
出版社：並木書房
発行年：平成22年（2010）

書名：三大編纂物群書類従・古事類苑・国書総目録の出版文化史
著者：熊田淳美
出版社：勉誠出版
発行年：平成21年（2009）

書名：荷風と東京 『断腸亭日乗』私註
著者：川本三郎
出版社：都市出版
発行年：平成8年（1996）

書名：ある文人学者の肖像
著者：富士川義之
出版社：新書館
発行年：平成26年（2014）

三島由紀夫ほか文学関係の古書は愛好家や専門家から需要があります

戦後の日本文学界を代表する作家のひとりである三島由紀夫は大正14年（1925）に生まれ、本名は「平岡公威」といいます。生後間もなくから祖母のもとで歌舞伎や能といった古典芸能、泉鏡花や谷崎潤一郎などの小説に触れながら育ったことで、学習院初等科に在籍していたころから詩や俳句を発表しており、中等科へ入学後は短篇小説なども校内誌へ投稿しました。
中等科在学中の昭和16年（1941）には「花ざかりの森」を執筆、日本浪曼派系の国文学雑誌である『文藝文化』へ掲載する際に筆名（ペンネーム）として「三島由紀夫」の名が使われました。『花ざかりの森』が刊行されたのは東京帝国大学法学部法律学科在学中の出版統制が厳しくなっていたころで、召集を控えていた三島由紀夫は「この世の形見」とするために奔走したと伝わっています。
昭和22年（1974）に大学を卒業後は一旦大蔵省で勤務しますが、創作活動への専念を理由に翌年退職。昭和24年（1976）に出版した「仮面の告白」が文壇で話題となり、作家としての地位は不動のものになりました。
その後は『潮騒』『金閣寺』『鏡子の家』『憂国』『豊饒の海』といった小説や、『鹿鳴館』『近代能楽集』『サド侯爵夫人』などの戯曲を発表し、それらの作品は日本だけでなく世界中で愛読されています。

愛書館中川書房では『花ざかりの森』『サド侯爵夫人』『評論集 狩と獲物』『三島由紀夫 自選集』など三島由紀夫作品の初版本・限定本・署名本（サイン本）ほか、『復刻版 ホトトギス 全11帙195冊』、永井荷風『新編 ふらんす物語』など日本の近代文学に関する古書の出張買取を承っております。三島由紀夫だけでなく、日本の近代文学作家の初版本・署名本（サイン本）・限定本などは愛好家や蒐集家の方から人気があります。
以前には『昭和期文学・思想文献資料集成 全12冊』『複刻版 文藝時代 全32冊』『決定版 谷崎潤一郎全集 全26冊』などの日本近代文学関係の古書を出張にて買取りさせていただきました。

【当店取扱商品】

書名：岬にての物語
著者：三島由紀夫 蕗谷虹児画
出版社：牧羊社
発行年：昭和43年（1963）
備考：限定300部 三島由紀夫毛筆署名入

書名：歴程 戦前版 全27冊 複刻版
著者：瀬沼茂樹編
出版社：日本近代文学館
発行年：昭和60年（1985）

古典文学や近代文学ほか日本文学関係の古書の買取りを強化中！

このほか愛書館中川書房では『新編日本古典文学全集 全88冊』『源氏物語研究集成 全15冊』『近世文学資料類従 仮名草子編 全39冊』『西鶴文学の地名に関する研究 既刊分』など、近代文学だけでなく古典文学ほか日本文学全般に関する古書の出張買取を承っております。
『古事記釈日本紀風土記ノ文献学的研究』『草双紙研究資料叢書 全8冊』『「太平記」の比較文学的研究』『二十四孝の研究 特に近古近世の日本文学との交渉を中心として』などお手元に気になる品がありましたらお気軽にご相談ください。

愛書館中川書房は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県など関東を中心に全国へ出張買取にお伺いしております（内容・量・地域によっては出張や買取りができない場合があります）。東北地方や中部地方などへの大量出張買取の経験もございますので、詳しくは買取実績をご覧ください。
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