本と活字の歴史事典ほかデザイン関係の古書を出張買取いたしました

書名：グーテンベルクの銀河系 活字人間の形成
著者：M・マクルーハン 森常治訳
出版社：みすず書房
発行年：平成4年（1992）

書名：文字の歴史 起源から現代まで
著者：アルベルティーン・ガウアー 矢島文夫・大城光正訳
出版社：原書房
発行年：昭和62年（1987）

書名：真性活字中毒者読本 版面考證/活字書体史遊覧
著者：小宮山博史・府川充男・小池和夫
出版社：柏書房
発行年：平成13年（2001）

書名：タイポグラフィの基礎 知っておきたい文字とデザインの新教養
著者：小宮山博史編
出版社：誠文堂新光社
発行年：平成22年（2010）

書名：筆蝕の構造 書くことの現象学
著者：石川九楊
出版社：筑摩書房
発行年：平成4年（1992）

デザインに関する古書・紙ものは専門家などから需要があります

活字を適切に配列して印刷物の文字の体裁を整える技法を「タイポグラフィ」といいます。タイポグラフィは15世紀にヨハネス・グーテンベルクによって発明された活版印刷とともに始まり、その後に製作された最初期の活字印刷物を「インキュナブラ」といいます。主に聖書などキリスト教関係や人文主義者の著作が出版されました。

日本に西洋式の活版印刷術が伝わったのは16世紀末からイエズス会を中心として製作された「キリシタン版」です。キリシタン版はキリシタン追放令とともに一度は終焉を迎えますが、西洋との交流が始まった幕末期において再び活版印刷術が注目を浴びるようになり、文部省官版や縄部館版、新街活版など日本語活字の模索が行われました。

愛書館中川書房では『デザインの原点 ブラウン社における造形の思考とその背景』『印刷博物誌』『本邦活版 開拓者の苦心』『ニュルンベルク年代記の誕生 ドイツ初期印刷と插絵本の制作』など活字や印刷ほかデザインに関する古書の出張買取を承っております。
以前には『活版、印刷、活字材料総覧型録』『金属活字・活版印刷ものがたり』『書籍装釘の歴史と実際』『古活字版史料 全2冊』『きりしたん版の研究』などの印刷・デザイン関係の古書を出張にて買取りさせていただきました。
また、古いポスターやカタログ、パンフレットといった紙ものも出張買取しております。流通数の少ないものは専門家や蒐集家から需要がありますので、お手元にご不要になった品物がありましたら愛書館中川書房へご相談ください。

【当店取扱商品】
『ビジュアル版 世界の文字の歴史文化図鑑 ヒエログリフからマルチメディアまで』アンヌ=マリー・クリスタン編 澤田治美監修 柊風舎／『日本のタイポグラフィ 活字・写植の技術と理論』佐藤敬之輔 紀伊国屋書店／『西洋印刷文化史 グーテンベルクから500年』S.H.スタインバーグ 高野彰訳 日本図書館協会

書名：活字印刷の文化史 きりしたん版・古活字版から新常用漢字表まで
著者：張秀民・大内田貞郎・豊島正之・鈴木広光・小宮山博史ほか
出版社：勉誠出版
発行年：平成21年（2009）

デザイン・美術関係の古書の買取強化中！

このほか愛書館中川書房では『脈動する本 デザインの手法と哲学』『表現文様集』『グラフィック・デザイン全史』『デザイン本質論 吉本隆明と河北秀也デザイン』などデザインや美術全般に関する古書の出張買取を承っております。
『日本デザイン小史』『浮世絵文様』『フレッチャー世界建築の歴史 建築・美術・デザインの変遷』『雅楽のデザイン 王朝装束の美意識』などお手元に気になる品がありましたらお気軽にご相談ください。

書名：江戸のデザイン
著者：草森紳一
出版社：駸々堂
発行年：昭和47年（1972）

愛書館中川書房は東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県など関東地方を中心に全国へ出張買取にお伺いしております（内容・量・地域によっては出張や買取りができない場合があります）。江戸時代に刊行された古典籍（和本・巻子本・古地図）から近年刊行された学術専門書・全集など、幅広い年代の古書が出張買取の対象となりますので、詳しくは取扱分野をご覧ください。
出張買取のご予約やご不明点などのお問い合わせは下記の買取専用フリーダイヤルにて承っております。
【古書出張買取専用フリーダイヤル　0120-489-544】