古書の街』神田神保町の古本屋・愛書館中川書房の古本・古書買取サイト・臨時装甲列車・九四式装甲列車の資料『㊙装甲列車審査原簿』を出張買取

臨時装甲列車・九四式装甲列車の資料『㊙装甲列車審査原簿』を出張買取

満洲と中国での鉄道作戦に用いるため昭和7年(1932)に設計・製作された臨時装甲列車、翌年に製作された九四式装甲列車の火力装備・通信設備・装甲・製作工程予定表・生写真などが収められた『㊙装甲列車審査原簿』を出張にて買取りさせていただきました。貴重な品をお譲りくださりありがとうございます。

  • 出張買取
  • 2020年1月16日
地 域埼玉県春日部市
近 隣 駅藤の牛島駅/南桜井駅
買取分野

【商品詳細】

  • 書 名 : ㊙装甲列車審査原簿

装甲列車ほか戦前・戦中の紙もの資料は専門家・研究者などから需要があります

装甲列車とは武装を施した列車や鉄道車両のことであり、第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけては蒸気機関車を改造して装甲を取り付け防弾性を増した装甲機関車が主に用いられました。

大日本帝国陸軍は大正7(1918)からのシベリア出兵で装甲列車の必要性を痛感しており、昭和6年(1931)から翌年にかけての満州事変で装甲列車の運行と鉄道沿線の遭遇戦などを経験したことで試験的に装甲列車が造られることになります。これが臨時装甲列車であり、昭和7年8月15日に陸満密第602号で整備計画が発令されました。
基本となる車体は南満洲鉄道株式会社が担当し、火砲などの兵器は陸軍兵器廠から供給され、装甲板は日本製鋼所が製作しています。

なお、臨時装甲列車は重量過多により走行性能に不備があったため、完成した昭和8年(1933)には別の装甲列車の開発が行われており、昭和9年(1934)には九四式装甲列車が完成しました。こちらも南満洲鉄道株式会社が製作しており、臨時装甲列車では機関車の前方・後方それぞれに配置していた火砲車を九四式装甲列車では全て前方に配置したほか、歩兵車が廃止されるなどの改良が行われています。

『㊙装甲列車審査原簿』には臨時装甲列車と九四式装甲列車の車両の編成案、搭載する兵器の種類、帝国陸軍中佐・大佐と満鉄や器材課長の議事録、満鉄による製作予定表だけでなく、実際の車両の生写真も収められています。
以下は臨時装甲列車の生写真です。側面からの全体像だけでなく車体の上部や後ろ姿を撮影したものなど、様々な角度の生写真が貼られています。

機関車
炭水車(蒸気機関車が使用する燃料や水を積載した車両)付き


補助炭水車
300km走行分の水、600km走行分の石炭を積載可能
十一年式軽機関銃などの武装付き


指揮車
上部は砲兵戦闘指揮所、下部は列車指揮所の上下2階の構造
装備は砲兵用の観測具、無線電信機、対空双眼鏡、三年式重機関銃、騎銃など


重砲車
2両のうち1両に水平射撃用の十四年式十糎高射砲、もう1両に四年式十五糎榴弾砲を搭載
そのほか三年式重機関銃、騎銃、砲隊鏡なども積載


軽砲車
十一年式七糎半野戦高射砲2門のほか三年式重機関銃、騎銃、代用野戦重測定機などが搭載


歩兵車
十三粍機関砲、高射機関銃、三年式重機関銃のほか小銃などの個人用火器を装備


材料車
発電機室、無線室、蓄電池室、倉庫
装甲列車修理用器材や自衛用の十一年式軽機関銃などが積載


警戒車
偵察・警戒任務のため60cm探照灯や携帯回光器などが装甲列車の前・後方を照射

愛書館中川書房では『陸軍高等軍法会議判例集』『満州ニ於ケル電波伝播ニ関スル研究 全2冊』『満蒙大観』『俣一戦史 陸軍中野学校二俣分校第一期生の記録』『大正九年特別大演習 外国武官行動写真帖』など装甲列車ほか銃器・火砲・戦車・戦闘機といった兵器や帝国陸軍・海軍に関する戦前・戦中の資料の出張買取を承っております。
以前には『大東亜戦争報道写真録 大詔渙発一周年記念』『南満洲鉄道株式会社創立二十周年鉄道記念写真帖』『九五式軽戦車教程』『九八式旋回機関銃取扱ノ参考』などの装甲列車ほか帝国陸軍の兵器に関する資料や古本を出張にて買取りさせていただきました。装甲列車のほか戦車、戦闘機、艦艇、機関銃や小銃などの銃器ほか第二次世界大戦集結までに大日本帝国陸軍や大日本帝国海軍が用いていた兵器や武器、製造に携わっていた南満洲鉄道株式会社などに関する当時の資料は研究者や軍事愛好家などから需要があります。

【当店取扱商品】

中国・朝鮮 鉄道・駅舎生写真


書名:旧日本海軍乗組員 芳名録
備考:昭和9年(1934)頃


書名:8200形機関車図面 其一・其二 全2冊
発行年:大正~昭和時代初期頃

『8200形機関車図面 其一・其二 全2冊』ほか明治時代から昭和時代の初期頃までに刊行された国鉄の蒸気機関車の明細図については「国鉄C50形蒸気機関車の明細図など鉄道に関する古書を出張買取」にてご紹介しております。

兵器や大日本帝国陸軍ほか戦争に関する資料や古本の買取強化中!

このほか愛書館中川書房では『満洲誌草稿 全18冊』『大東亜戦争陸軍衛生史 全9冊』『日本の大砲』『陸軍習志野学校』など戦前・戦中当時の資料だけでなく戦後にまとめられて出版された兵器や帝国陸海軍、戦争に関する古本の出張買取も承っております。
『近代史史料 陸軍省日誌 全10冊』『満蒙開拓青少年義勇軍関係資料 全7冊』『帝国陸軍編制総覧 全3冊』などお手元に気になる品がありましたらお気軽にご相談ください。


書名:戦史叢書 全104冊
著者:防衛庁防衛研修所戦史室
出版社:朝雲新聞社
発行年:昭和41年(1966)

愛書館中川書房は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県など関東を中心に全国へ出張買取にお伺いしております(内容・量・地域によっては出張や買取りができない場合があります)。こちらの買取事例でご紹介したのは『㊙装甲列車審査原簿』1点ですが、1000冊、3000冊、5000冊といった大量の書籍の出張買取も承っております。買取対象とさせていただいている分野も様々ございますので、詳しくは取扱分野をご覧ください。
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