百人一首私注ほか国文学の学術専門書を出張買取いたしました

書名：古代文学研究叢書 恋と禁忌の古代文芸史 日本文芸における美の起源
著者：森朝男
出版社：若草書房
発行年：平成14年（2002）

書名：お伽草子事典
著者：徳田和夫編
出版社：東京堂
発行年：平成14年（2002）

書名：歌ことばの歴史
著者：小町谷照彦・三角洋一編
出版社：笠間書院
発行年：平成10年（1998）

書名：古典籍研究ガイダンス 王朝文学をよむために
著者：人間文化研究機構国文学研究資料館編
出版社：笠間書院
発行年：平成24年（2012）

書名：古典文学 全集・翻刻書・研究書総目録
著者：日外アソシエーツ編
出版社：日外アソシエーツ
発行年：平成8年（1996）

書名：年表日本漫画史
著者：清水勲
出版社：臨川書店
発行年：平成19年（2007）

書名：漢文語法ハンドブック
著者：江連隆
出版社：大修館書店
発行年：平成9年（1997）

注釈書や研究書など専門性の高い学術書は大学教授や学芸員ほか専門家から需要があります

100人の歌人が詠んだ和歌のなかから1人1首ずつ選んでつくった秀歌撰を「百人一首」といい、なかでも平安時代末期から鎌倉時代初期の公卿・藤原定家が選出した「小倉百人一首」が有名です。小倉百人一首は「小倉山荘色紙和歌」「嵯峨山荘色紙和歌」「小倉色紙」とも呼ばれていましたが、藤原定家が京都の小倉山の山荘（時雨亭）で編纂したという由来から、「小倉百人一首」という通称が定着したといわれています。
小倉百人一首には大伴家持・山部赤人・柿本人麻呂といった『万葉集』の歌人、在原業平・僧正遍昭・小野小町といった「六歌仙」、紫式部・清少納言・和泉式部といった貴族文化が全盛を迎えた平安時代中期の才女、西行や寂蓮など鎌倉時代の隠者や武士の和歌が収められています。その名が一般にも知られるようになったのは室町時代後期に連歌師の宗祇が著した『百人一首抄』の存在があり、これは小倉百人一首の最古の注釈書といわれています。以後、小倉百人一首は歌道の入門編として一般にも知られるようになり、貴族の間で和歌秘伝の書として尊重され、数々の秘伝書や注釈書が生み出されていくことなります。有名な注釈書には香川景樹『百首異見』、尾崎雅嘉『小倉百歌伝註』『百人一首一夕話』、富士谷御杖『百人一首燈』、賀茂真淵『百人一首うひまなび』、北村季吟『百人一首拾穂抄』、契沖『百人一首改観抄』などがあります。
買取りさせていただいた風間書房刊『百人一首私注』は中古・中世の貴族文学を専門とする長谷川哲夫による小倉百人一首の注釈書です。国文学・日本古典文学ほか専門性の高い学術書は研究者などから需要があります。

愛書館中川書房では『北村季吟古注釈集成 全50冊』『源氏物語古註釈大成 全11冊』『古文献所収 万葉和歌集成 全6冊』『王朝歌壇の研究 全5冊』『蜻蛉日記校本・書入・諸本の研究』など国文学・日本古典文学に関する学術専門書や全集といった古本の出張買取を承っております。
以前には『日本文学色彩用語集成 全5冊』『和泉式部全集 全4冊』『中世説話の文学史的環境 全2冊』『王朝物語の構想と成立』『小野小町秘考』などの国文学関係の学術専門書を出張にて買取りさせていただきました。

【当店取扱商品】
『新編 日本古典文学全集 全88冊』小学館／『近世文学資料類従 仮名草子編 全39冊』近世文学書誌研究会編 勉誠社／『国文学註釈叢書 全19冊』折口信夫編 名著刊行会／『中世古今集注釈書解題 全7冊』片桐洋一 赤尾照文堂

書名：藤原俊成全歌集
著者：藤原俊成 松野陽一・吉田薫編
出版社：笠間書院
発行年：平成19年（2007）

国文学に関する和本・古典籍の買取強化中！

このほか愛書館中川書房では『源氏物語湖月抄 全60巻』『絵入曽我物語 全13巻』『今なりひら物語 全5巻』『彩色歌相撲 全5巻』『狂歌知音百人一首』など国文学に関する和本ほか古典籍の出張買取も承っております。
『百人一首改観抄 全6冊』『唐太日記 全2冊』『俳諧歌花鳥集』などお手元に気になる品がありましたらお気軽にご相談ください。

書名：百人一首一夕話 全9冊
著者：尾崎雅嘉 大石真虎画
出版社：敦賀屋九兵衛梓
発行年：天保4年（1833）

愛書館中川書房は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県など関東を中心に全国へ出張買取にお伺いしております（内容・量・地域によっては出張や買取りができない場合があります）。古典文学ほか国文学以外にも様々なジャンルの書籍が買取対象ですので、詳しくは取扱分野をご覧ください。
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