『明治三十七八年日露戦史』ほか戦史関係の古本を出張買取いたしました

書名：明治三十七八年日露戦史 全20冊
著者：参謀本部編
出版社：東京偕行社
発行年：明治45年（1912）

書名：明治三十七八年海戦史 全4冊
著者：海軍軍令部編
出版社：春陽堂
発行年：明治42年（1909）

『比島戦記』比島派遣軍報道部編 文藝春秋
『防禦、攻撃、遭遇戦』中島鐵蔵ほか講述 陸軍大学校将校集会所
『戦術研究上ノ着眼及原則問題ノ答解要領 全3冊』田部聖 兵書出版社
『戦陣叢話 全6冊』軍事討究会

『明治三十七八年日露戦史』ほか専門性の高い戦史関係の古本は研究者などから需要があります

日露戦争は明治37年（1904）2月から翌38年（1905）9月にかけて大日本帝国とロシア帝国の間で行われた戦争です。その発端は朝鮮半島と満州の権益をめぐる争いであり、満州南部・遼東半島・黄海・日本海が戦場になりました。日本は旅順攻撃・奉天の会戦・日本海海戦などで勝利を収めますが経済的に疲弊していたこともあり、アメリカの大統領セオドア・ルーズベルトの斡旋によりロシアとポーツマス条約を締結することになります。

日露戦争後、大日本帝国陸軍・海軍は膨大な戦史を編纂しました。海軍がまとめたのが明治44年（1911）に完成した『極秘明治三十七八年海戦史』です。これが後に刊行される海軍軍令部編『明治三十七八年海戦史 全4冊』の原典になりました。なお、『極秘明治三十七八年海戦史』は150冊しか制作されず公刊もされなかったことに加え、のちにそのほとんどが焼却されたことで現在は「千代田文庫」として防衛研究所戦史部に保管されている1セットのみが現存しています。
一方、参謀本部がまとめたのが『明治三十七八年日露戦史』です。日露戦争の起因、日本とロシアの軍備や作戦計画のほか、旅順要塞の攻略や樺太の占領などについてまとめられており、700枚以上の図面には日露両軍の配置・行動のほか要塞の内部構造まで細かく記されています。司馬遼太郎が『坂の上の雲』を執筆する際に資料として用いたことでも知られています。

愛書館中川書房では『砲兵沿革史 全12冊』『明治廿七八年 日清戦史 全8巻6冊』『支那事変写真全輯 全6冊』『太平洋戦争メディア資料 全2冊』『満蒙終戦史』など戦争・戦史に関する古本の出張買取を承っております。
以前には『日本戦史 全14冊』『日露海戦史の研究 全3冊』『大正三年日独戦史 全3冊』『ジュットランド海戦史論』『歩兵第七十九聯隊史』などの日露戦争・第一次世界大戦・満洲事変・日中戦争（支那事変）・第二次世界大戦・太平洋戦争など戦史関係の古本を出張にて買取りさせていただきました。戦史関係の専門性の高い書籍は研究者などから需要があります。

【当店取扱商品】
『満州建国と満州上海大事変史』横浜貿易新報社／『戦時造船史 太平洋戦争と計画造船』小野塚一郎 日本海事振興会／『南京戦史 全3冊』南京戦史編集委員会編 偕行社／『雪第三十六師団戦史』関東地区雪部隊慰霊会編さん委員会

書名：戦史叢書 全104冊
著者：防衛庁防衛研修所戦史室
出版社：朝雲新聞社
発行年：昭和41年（1966）

日露戦争や太平洋戦争といった戦史ほか日本史に関する古本の買取強化中！

このほか愛書館中川書房では『武田流軍学全書 全3冊』『元冦の新研究 全2冊』『日本近世戦史』『彰義隊戦史』など近代の戦争だけでなく戦国時代や江戸時代などに起こった合戦など日本史に関する古本の出張買取も承っております。
『戦国合戦絵屏風集成 全6冊』『戦国大名と外様国衆』『原史料で綴る天草島原の乱』などお手元に気になる品がありましたらお気軽にご相談ください。

書名：金沢北条氏の研究
著者：永井晋
出版社：八木書店
発行年：平成18年（2006）

作品名：太平記之内 本能寺大合戦之図 3枚続
絵師：落合芳幾
版元：藤岡屋慶次郎

愛書館中川書房は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県など関東を中心に全国へ出張買取にお伺いしております（内容・量・地域によっては出張や買取りができない場合があります）。詳しくは出張買取地域をご覧ください。
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