『満州経済年報』ほか中国の歴史関係の古本を出張買取いたしました

書名：支那民俗誌 全3冊〈支那民俗誌刊行会の復刻版〉
著者：永尾龍造
出版社：大空社 
発行年：昭和48年（1973）

書名：飯島忠夫著作集 全4冊
著者：飯島忠夫 
出版社：第一書房
発行年：昭和54年（1979）

『古代中国の開発と環境:『管子』地員篇研究』原宗子 研文出版 平成13年（2001）
『中国近代綿業史の研究 ＜東洋史研究叢刊 58＞』森時彦 京都大学学術出版会 平成13年（2001）

『古厩忠夫中国近現代史論集 日中戦争と上海、そして私』古厩忠夫 研文出版 平成16年（2004）
『科挙と近世中国社会 立身出世の階梯』何炳棣 寺田隆信・千種真一訳 平凡社 平成5年（1993）

中国の歴史関係の書籍は学者や研究者などから需要があります

日本と中国の歴代王朝は4世紀頃から遣使によって交流を持ち、遣隋使や遣唐使などによって持ち込まれた中国大陸の社会制度や文化は日本に大きな影響を与えました。9世紀に唐が実質的に崩壊すると日本の朝廷は対外消極策へと移っていきますが、武士が頭角を現してからも限定的には交流が続き、幕府や大名が交易を積極的に奨励していきます。しかし天保11年（1840）に清とイギリスの間で起こったアヘン戦争とその後の不平等条約など一連の流れによって、日本人の中国観は崇拝から蔑視へと変化していき、以後の日清戦争や満洲事変、日中戦争などといった対立へと繋がっていきます。日本と中国の対立意識は第二次世界大戦の終戦から70年以上経った現在でも残っており、日本人が意識している国の一つです。
このように中国の歴代王朝は古代から長きにわたって日本ともっとも交流のあった国であり、日本の歴史・文化を学ぶにあたり切っても切れない縁があります。そのため日本の歴史・政治・宗教・文学・美術などを研究する方やそれらに興味を持つ方などから中国に関する本は需要があります。今回の出張買取におきましても『満州経済年報 全10冊』『唐代研究のしおり 全12冊』というような中国の歴史において重要な史料となる古本を買取りさせていただきました。

中国や東洋の歴史に関する古本の買取強化中！

愛書館中川書房では『東洋歴史大辞典 全9冊』『中国古代史論 全2冊』『中国古代礼制研究』など中国や東洋の歴史に関する古本の出張買取を承っております。以前には『満州事情 全9冊』『満鉄経済調査会史料 全6冊』『中国近世の都市と文化 全2冊』『中国貴族制社会の研究』などの歴史に関する古本を出張にて買取りさせていただきました。中国・東洋に関する古本の整理・処分にお困りの場合は【古本出張買取専用フリーダイヤル　0120-489-544】までお電話ください。

【当店取扱商品】
『明代満蒙史料 全33冊』京都大学文学部／『満蒙の民族と宗教』赤松智城・秋葉隆、大阪屋号書店／『南北満洲露領邦人発展史』木野清一郎編 北満洲社(ハルビン)／『満洲の探検と鉱業の歴史』E.フオン・アーネルト 南満洲鉄道株式会社北満経済調査所編訳 学芸社 興亜書院 別冊地図21枚／『満洲における植民地経済の史的展開』石田興平 ミネルヴァ書房／『漢民族華南発展史研究』河原正博 吉川弘文館

書名：第一装甲列車隊 旧満州第四三七〇部隊隊員の手記
著者：浅海弥一郎ほか編
出版社：砲友会
発行年：昭和62年（1987）

書名：支那抗戦力調査報告
著者：南満州鉄道株式会社調査部支那抗戦力調査委員会編
出版社：三一書房
発行年：昭和45年（1970）

このほか愛書館中川書房では『中国石刻大観 全39冊』『宋瓷名品図録 全4巻8冊』『宋元の絵画』『波士敦美術館蔵 支那名画集』『支那事変記念写真帖 自昭和十二年七月 至昭和十四年七月』など中国・支那・満州の写真帖や美術に関する古本の出張買取も承っております。『中国仏教彫刻史論 全4冊』『満州北支民芸図選 全2冊』『支那のランプ』などお手元に気になる品がありましたらお気軽にご相談ください。

今回の出張買取は東京都文京区でしたが、愛書館中川書房は東京都内を中心に神奈川県・埼玉県・千葉県などの関東地方、そして全国へと古本の出張買取にお伺いしております。遠方のご実家に眠っている本などについてもお気軽にご相談ください。出張買取にお伺いできる地域については出張買取地域でご案内しております（内容・量・地域によっては買取りができない場合があります）。

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