古書の街』神田神保町の古本屋・愛書館中川書房の古本・古書買取サイト・歌川広重『東海道五拾三次』の浮世絵(木版画)を出張買取致しました

歌川広重『東海道五拾三次』の浮世絵(木版画)を出張買取致しました

歌川広重『東海道五拾三次』『東海道五拾三次続画』の浮世絵(木版画)を出張にて買取りさせていただきました。全点揃った綺麗な状態でお譲りいただき誠にありがとうございました。

  • 出張買取
  • 2019年10月8日
地 域 東京都国分寺市東恋ヶ窪
近 隣 駅 恋ヶ窪駅/西国分寺駅
買取分野

【商品詳細】

  • 書 名 : 保永堂版 東海道五拾三次 全55枚
  • 著 者 : 安藤広重
  • 出版社 : 加藤版画研究所

広重の代表作『東海道五拾三次』は愛好家・蒐集家から喜ばれます

1830年代、葛飾北斎の『冨嶽三十六景』が爆発的なヒットとなり、それまでは役者絵や美人画が中心であった浮世絵に名所絵・風景画という新しいジャンルが確立しました。
それと同じ頃、街道の整備が進んだことなどから庶民の間で旅への関心が高まります。しかし当時の旅は安全面や金銭的にも気軽に出来るものではなく、その中で富士山や東海道五十三次などを題材にした名所絵・風景画といった浮世絵は特に人気を博していたと考えられています。

「東海道五十三次」とは五街道のひとつである東海道の53の宿場のことを指し、江戸から京都まで風光明媚な場所や名所旧跡が多く、多くの浮世絵、和歌や俳句の題材に取り上げられています。
葛飾北斎の『冨嶽三十六景』が話題となった約2年後、歌川広重は版元・保永堂の依頼を受け『東海道五拾三次』を制作し始めます。なお、版元は保永堂(竹内孫八)と仙鶴堂(鶴屋喜右衛門)の共同出版でしたが、保永堂が後まで版元を続けていたことから「保永堂版東海道」とも呼ばれ、東海道の宿場を描いた浮世絵のなかでも最も良く知られている作品です。
遠近法をはじめ、立体的な描写、卓越した彩色や構図で描かれている保永堂版の『東海道五拾三次』は、広重の風景画家としての地位を不動のものにしたと言えます。

【保永堂版 東海道五拾三次 作品詳細】

1 日本橋

2 品川

3 川崎

4 神奈川

5 程ヶ谷

6 戸塚

7 藤沢

8 平塚

9 大磯

10 小田原

11 箱根

12 三島

13 沼津

14 原

15 吉原

16 蒲原

17 由井

18 奥津

19 江尻

20 府中

21 鞠子

22 岡部

23 藤枝

24 嶋田

25 金谷

26 日坂

27 掛川

28 袋井

29 見附

30 浜松

31 舞坂

32 荒井

33 白須賀

34 仁川

35 吉田

36 御油

37 赤坂

38 藤川

39 岡崎

40 池鯉鮒

41鳴海

42 宮

43 桑名

44 四日市

45 石薬師

46 庄野

47 亀山

48 関

49 坂之下

50 土山

51 水口

52 石部

53 草津

54 大津

55 京都

圧倒的な知名度を誇っている保永堂版の『東海道五十三次』ですが、広重の作品だけでも東海道五十三次は20種以上存在し、大きさやデザイン、数枚や含まれる宿場の数など様々な違いがあります。
保永堂版の大ヒットから数年後の1840年頃、佐野屋喜兵衛(喜鶴堂・佐野喜)から『東海道五拾三次』が出版されます。通常よりも小さく、1枚の紙に2図分を刷って切っていたため総数が偶数になるように終点の京都が2図で全56枚となっています。
「東海道つつき絵(続き絵)」「五十三 次風景写真」とも記されており、さらに各絵の中に狂歌が1首づつ添えられていることから「狂歌入東海道」とも呼ばれています。

【佐野喜版 狂歌入東海道五拾三次続画 作品詳細】

書名:佐野喜版 狂歌入 東海道五拾三次続画 全56枚
著者:歌川広重
出版社:東京共栄堂


1 日本橋

2 品川

3 川崎

4 神奈川

5 保土ヶ谷

6 戸塚

7 藤沢

8 平塚

9 大磯

10 小田原

11 箱根

12 三島

13 沼津

14 原

15 吉原

16 蒲原

17 由井

18 奥津

19 江尻

20 府中

21 鞠子

22 岡部

23 藤枝

24 嶋田

25 金谷

26 日坂

27 掛川

28 袋井

29 見附

30 浜松

31 舞坂

32 荒井

33 白須賀

34 仁川

35 吉田

36 御油

37 赤坂

38 藤川

39 岡崎

40 池鯉鮒

41鳴海

42 宮

43 桑名

44 四日市

45 石薬師

46 庄野

47 亀山

48 関

49 坂之下

50 土山

51 水口

52 石部

53 草津

54 大津

55 京

56 京大尾

その後、題名部分が行書体の『行書東海道』(江崎屋辰蔵・江崎屋版)、同じく題名が隷書体の『隷書東海道』(丸屋清次郎・丸清版)、人物が大きく描かれた『人物東海道』(村田屋市兵衛・村市版)、美人姿大きく描かれた『美人東海道』(藤屋慶次郎・藤慶版)など様々な『東海道五拾三次』を発表します。
また、「江戸名所」シリーズや花鳥画、肉筆浮世絵・摺物・団扇絵・双六といった作品のほか絵本や合巻、狂歌本などの挿絵も多数残しており、その総数は2万点にも及ぶと言われています。

『東海道五拾三次』をはじめ、浮世絵を熱心に蒐集していたことでも知られるゴッホは自身の作品にも浮世絵の様式を取り入れています。また、建築家のフランク・ロイド・ライトもまた広重の作品の蒐集家であり、浮世絵や日本文化に大きな影響を受けたとされています。こうしたことからも海外での浮世絵・木版画の評価は高く今もなお愛され続けています。

愛書館中川書房では『東海道五十三次漫画絵巻』『会津廻東海道絵図』『増補東海道巡覧記』『東海木曽両道中懐宝図鑑』『東海道駅路の鈴 全5冊』『紀伊国名所図会 全23冊』など東海道や五街道、名所絵に関する浮世絵・絵巻・和本・古典籍の出張買取を承っております。
こうした浮世絵・木版画、和本・古典籍は当時の江戸、各地域の様子を知ることができる史料としても研究者や専門家から喜ばれます。また、近年では老若男女問わず愛好家・蒐集家も多く根強い人気があります。

【当店取扱商品】

書名:東海道名所図会 全6冊
著者:秋里籬島
出版社:柳原喜兵衞・出雲寺文次郎・須原茂兵衞ほか
出版社:寛政9年(1797)


書名:五海道中細見記
出版社:伊勢屋半重門ほか
発行年:安政5年(1858)


書名:分間江戸大絵図 全
著者:佐脇庄兵衛彫工
出版社:須原屋茂兵衛版
発行年:明和8年(1771)

名所図会などに関する古本の買取強化中!

このほか愛書館中川書房では『原寸復刻 江戸名所図会』『東京真画名所図解』『明治東京名所図会 全2冊』『古板江戸図集成 全9冊』『集約江戸絵図 全3冊』『道中記集成 全47冊』『中山道 宿場と途上の踏査研究』『近世宿駅の基礎的研究 全2冊』ほか名所図会・地誌・古地図などに関する古本の出張買取も承っております。お手元に気になる品がありましたらお気軽にご相談ください。


書名:五街道分間延絵図 全103冊
出版社:東京美術
発行年:昭和51年(1976)


書名:原寸復刻 江戸名所図会
著者:石川英輔・田中優子監
出版社:評論社
発行年:平成8年(1996)

愛書館中川書房は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県など関東を中心に全国各地へ出張買取にお伺いしております(内容・量・地域によっては出張や買取りができない場合があります)。ご自宅・書庫・蔵はもちろん、大学の研究室や図書館などへの古本出張買取りの実績もございます。経験豊富な店主または店長がお伺いし買取りをさせていただきますので、蔵書の整理は愛書館中川書房にお任せください。

【古本出張買取専用フリーダイヤル 0120-489-544】

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