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『新田一門史』など歴史(新田貞義ほか日本史)関係の古本を出張買取

『新田一門史』『新田氏根本史料』『南北朝史 新田の旗風』ほか新田貞義関係を中心に日本の歴史に関する古本100冊を出張にて買取りさせていただきました。大切にされていた蔵書をお譲り下さりありがとうございます。

なお、新田貞義は群馬県ゆかりの人物であり、こちらの買取事例でご紹介している書籍は8月18日(水)から戸田書店高崎店で開催されている「戸田書店 古本・古書フェア」にて販売しております。
詳しくは即売会・展示会情報「戸田書店 古本・古書フェア開催中!」をご覧ください。

  • 出張買取
  • 2021年8月21日
地 域 東京中野区
近 隣 駅新江古田駅/江古田駅
買取分野

【商品詳細】

  • 書 名 : 新田一門史 全2冊
  • 著 者 : 薮塚喜声造編
  • 発行年 : 昭和50年(1975)

新田の旗風
書名:南北朝史 新田の旗風
著者:秋山英一・片山才一郎
出版社:常盤史書刊行会
発行年:昭和48年(1973)

新田氏根本史料
書名:新田氏根本史料
著者:千々和実編
出版社:国書刊行会
発行年:昭和49年(1974)

新田義貞鎌倉攻めと徳蔵寺元弘の板碑
書名:新田義貞鎌倉攻めと徳蔵寺元弘の板碑
著者:大多和晃紀
出版社:東村山市教育委員会・徳蔵寺板碑保存会
発行年:昭和58年(1983)

群馬県北甘楽郡史ほか
『戦国大名家臣団事典 東国編・西国編 全2冊』山本大・小和田哲男編 新人物往来社
『群馬県北甘楽郡史』本多亀三 財団法人仲善会
『水戸藩医学史』石島弘 ぺりかん社
『房総里見氏の研究』大野太平 千葉県郷土資料刊行会

叢書・史料集・著作集や学術書など専門性の高い歴史関係の古本は研究者などから需要があります

新田貞義は鎌倉時代後期から南北朝時代にかけて活躍した御家人・武将です。後醍醐天皇による建武新政樹立の立役者のひとりとして知られています。

上野国新田荘(群馬県太田市周辺)を拠点とする新田氏本宗家の嫡男として生まれた新田貞義は、文保2年(1318)に父親が死去したことで家督を継承して8代当主に就任します。当時の新田氏は北条得宗家との関係が険悪であり、鎌倉幕府から冷遇されていたため新田貞義は無位無官でした。
元徳3年(1331)から始まった「元弘の乱」では幕府側として、後醍醐天皇を奉じた楠木正成の討伐に向かいます。しかし翌年には新田荘へ戻り、幕府側の使者から強引な臨時徴税を受けたことで激怒、使者を斬り殺しました。使者殺害の知らせを受けた得宗・北条高時は所領寄進という報復措置を行い、これを受けて新田貞義は元弘3年/正慶2年(1333)5月に生品神社(群馬県太田市)で挙兵します。新田貞義軍は各地から参集した軍勢と合流し、5月10日に幕府軍と対峙して以後は「小手指原の戦い」「久米川の戦い」「分倍河原の戦い」「関戸の戦い」で勝利し、一気に鎌倉まで攻め上がりました。
鎌倉を占拠した新田貞義は戦後処理に奔走した後、元弘3年(1333)6月に上洛します。しかし次第に足利尊氏と激しく衝突するようになり、建武2年(1335年)「中先代の乱」を機に足利尊氏が建武政府に背くと、官軍総大将として10万以上の軍勢を率いて足利尊氏の本拠地である鎌倉へ進軍しました。
「矢作川の戦い」「手越河原の戦い」で足利軍に勝利した新田義貞は鎌倉目前まで攻め込みますが、「箱根・竹ノ下の戦い」にて出家していた足利尊氏が戦線に復帰すると新田軍は総崩れとなります。勝利した足利軍は京都へと進軍し、新田義貞が帰京すると今度は京都の覇権を巡った激戦が起こりました。新田義貞は楠木正成や北畠顕家らとともに総攻撃を行い、後醍醐天皇側の勝利となります。
足利尊氏は九州へと落ち延びてからも戦力を増強して巻き返しを図り、再挙した足利軍との「湊川の合戦」では楠木正成が自害、新田義貞は戦死を逃れるも京都は足利軍によって占領されます。そして後醍醐天皇側を追いつめていった足利軍は後醍醐天皇との和平工作に着手し、新田義貞は北陸落ちしました。
越前金ヶ崎城(福井県敦賀市)を新たな拠点とした新田義貞再起を図りますが、入城後まもなく足利軍の攻撃を受け、なんとか堪えるものの長期戦となったことで兵糧も尽きて陥落。新田義貞は生き延びますが、手勢を従えて藤島城へ向かう途中に足利軍と遭遇し、「藤島の戦い」で戦死しました。

愛書館中川書房では『戦国史料叢書 全21冊』『東京大学史料編纂所影印叢書 全6冊』『足利尊氏文書の研究 全4冊』『南北朝期公武関係史の研究』など鎌倉時代や室町時代といった中世の日本の歴史に関する古本の出張買取を承っております。
以前には『戦国大名論集 全18冊』『石井進著作集 全10冊』『常陸南北朝史研究』『鰐淵寺文書の研究』などの日本史関係の古本を出張にて買取りさせていただきました。
歴史関係の専門性の高い全集・叢書・史料集・著作集といったシリーズものや専門家による学術書などの古本は歴史学者から需要があります。

【当店取扱商品】
『関東中心足利時代之研究』渡辺世祐 新人物往来社/『南北朝編年史 全2冊』由良哲次 吉川弘文館/『鎌倉室町時代之儒教』足利衍述 日本古典全集刊行会/『中世の小野寺氏 その伝承と歴史』小野寺彦次郎編著 小野寺宏補訂 創栄出版

金沢北条氏の研究
書名:金沢北条氏の研究
著者:永井晋
出版社:八木書店
発行年:平成18年(2006)

平安時代や室町時代、江戸時代などの歴史(日本史)に関する古本の買取強化中!

このほか愛書館中川書房では『江戸幕府旗本人名事典 全5冊』『平安時代史事典 全3冊』『近世宿駅の基礎的研究 全2冊』『日清戦役海軍衛生史 全2冊』『日本古代道路事典』『平将門伝説』など原始・古代・中世・近世・近代といった様々な時代の歴史に関する古本の出張買取を承っております。
『原敬関係文書 全12冊』『重要文化財二条城修理工事報告書 全8冊』『日本渤海関係史の研究』『幕末の公家社会』などお手元に気になる品がありましたらお気軽にご相談ください。

大日本近世史料
書名:大日本近世史料 既刊分
著者:東京大学史料編纂所
出版社:東京大学出版会
発行年:昭和30年(1955)

愛書館中川書房は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県など関東を中心に全国へ出張買取にお伺いしております(内容・量・地域によっては出張や買取りができない場合があります)。詳しくは取扱分野をご覧ください。
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