古書の街』神田神保町の古本屋・愛書館中川書房の古本・古書買取サイト

『茶道名器鑑』ほか茶道関係の古本を大量出張買取いたしました

『茶道名器鑑 全6冊』『茶碗 全5冊』『大正茶道記 全3冊』『千利休とその周辺』ほか、茶人・茶器・茶室など茶道・茶の湯に関する古本2,000冊を出張にて大量買取りさせていただきました。たくさんの蔵書をお譲りいただき誠にありがとうございました。

  • 出張買取
  • 2022年5月3日
地 域 千葉四街道市
近 隣 駅四街道駅/物井駅
買取分野

【商品詳細】

  • 書 名 : 茶道名器鑑 全6冊
  • 著 者 : 山田健太郎編 梅沢彦太郎監修
  • 出版社 : 求龍堂
  • 発行年 : 昭和40年(1965)

茶碗
書名:茶碗 全5冊
著者:小山富士夫監修
出版社:平凡社
発行年:昭和49年(1974)

小堀遠州ほか
『千利休とその周辺』杉本捷雄 淡交社
『日本茶の湯文化史の新研究』矢部誠一郎 雄山閣
『小堀遠州』瀧川駿 圭文館
『茶事を学ぶ』堀内宗心 河原書店

大正茶道記ほか
『大正茶道記 全3冊』高橋箒庵 淡交社
『細川幽斎』細川護貞 求龍堂
『山上宗二記の研究』桑田忠親 河原書店
『禅語の茶掛一行物 全5冊』芳賀幸四郎 淡交社

茶室の研究ほか
『釜の歴史と鑑賞』木下桂風 思文閣出版
『茶室の研究』中村昌生 墨水書房
『茶杓百選』西山松之助 淡交社
『塗物茶器の研究』内田篤呉 淡交社

茶道人物辞典ほか
『数寄屋図解事典』北尾春道編 彰国社
『茶道人物辞典』原田伴彦編、柏書房
『裏千家茶道教本 全16冊』千宗室監修 淡交社
『裏千家茶道教科 全33冊』千宗室監修 淡交社

書院ほか
『書院 全2冊』藤岡通夫・恒成一訓 創元社
『古鏡コレクション 開明堂英華』村上英二 大塚巧藝社
『茶之湯名釜図録』長野垤志 大塚巧藝社
『小堀遠州三百五十年大遠諱記念』根津美術館・五島美術館

図録茶道史ほか
『古今の名碗 正続2冊』黒田領治 雄山閣
『図録茶道史 風流の成立/利久の道統』林屋辰三郎 淡交社
『茶室茶庭事典』重森三玲 誠文堂新光社
『今日庵歴代好物集』千宗室監修 淡交新社

日本の名筆ほか
『日本の名筆』堀江知彦 木耳社
『特別展茶の美術』東京国立博物館
『特別展覧会四百年忌 千利休展』京都国立博物館
『茶道文化研究』今日庵文庫

茶 人と名品ほか
『大名茶陶 高取焼』福岡市美術館
『別冊太陽愛蔵版 茶 人と名品』平凡社
『彩られた紙 料紙装飾』徳川美術館
『耀州窯 中国中原に華ひらいた名窯』朝日新聞社

古建築のみかたほか
『古建築のみかた かたちと魅力』伊藤延男 第一法規
『カルロ・スカルパ作品集 建築と都市 a+u 1985年10月臨時増刊号』エーアンドユー
『JA The Japan Architect 1991-1 TADAO ANDO』新建築社
『可能性の住宅 建築と都市 a+u 1989年9月臨時増刊号』エーアンドユー

日本の洋館 ヨーロッパの家
『歴史遺産 日本の洋館 全6冊』講談社
『ヨーロッパの家 伝統の町並み・住まいを訪ねて 全6冊』講談社

茶道・茶の湯に関する古本は茶道家や愛好家など幅広い方から需要があります

日本の伝統文化である茶道は決められた作法に従って茶を点て振る舞うことで「茶の湯」とも言います。茶道のほか華道・香道・書道・武道などが伝統芸能の中における「芸道」で、一般に茶道は華道・書道とともに「三道」とされています。

日本において茶は遣唐使が往来していた奈良時代・平安時代に留学僧らによってもたらされたと考えられており、805年に最澄が中国から茶の種を持ち帰り比叡山の麓に植えたことが始まりといわれています。平安時代初期に編纂された『日本後紀』には梵釈寺の僧が嵯峨天皇へ茶を煎じて献上したことが記されており、これは日本の喫茶に関する最初の記述とされています。

鎌倉時代になると臨済宗の開祖である栄西が中国から茶の種を持ち帰って栽培を始め、日本初の茶書『喫茶養生記』を著します。『喫茶養生記』は日本の喫茶文化の普及に大きな影響を及ぼし、貴族だけでなく武士や庶民にも抹茶を飲む習慣が広まりました。
鎌倉時代末期から室町時代には、茶の産地を当てる「茶歌舞伎」や茶の銘柄を当てる「闘茶」などが人気となり「茶会」という言葉が生まれたのもこの頃だと考えられています。また「唐物」と称される中国の茶器・茶道具が珍重されるようになり、こうした高価な唐物を蒐集して盛大な茶会を開くことが大名の間で流行します。
これに対し茶会での博打等を禁止し、当時庶民に伝わっていた地味で簡素な「地下茶の湯」の様式を取り入れ、客人との交流を重んじる茶会のあり方を説いたのが村田珠光です。これが今日の茶道やわび茶の始まりとされ、特権階級の娯楽であった茶の湯を大衆文化へと広めたといえます。その後、珠光の思想を引き継いだ武野紹鴎、その弟子である千利休によってわび茶は完成されました。
江戸時代以降は千利休を流祖とする三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)をはじめ様々な流派が生まれ、茶道は長い歴史の中で変化しながら現在まで続く日本独自の文化となっています。

愛書館中川書房では『煎茶道美術大観』『茶の湯の塗物』『茶器名物図彙 全3冊』『茶入茶碗名器百図 上下2冊』『小堀遠州の作事』など、茶人・茶器・茶道具・茶室・数寄屋・流派といった茶道・茶の湯に関する様々な古本の出張買取を承っております。
以前には『大徳寺茶道名宝集成』『裏千家 淡々齋遺芳集 全2冊』『茶室おこし絵図集 全12冊』『数寄屋おこし絵図』『茶の美道統 利休・織部・三斎』などの茶道関係の古本を出張にて買取りさせていただきました。
また、『茶之湯三伝集 全4冊』『茶湯評林 全9巻1冊』『当流茶之湯流伝集 全6冊』など江戸時代に刊行された茶道に関する和本・古典籍の出張買取も承っております。

茶道に関する書籍は茶道家はもちろん、現在茶道を趣味とする方も多いこともあり幅広い方から需要があります。茶器や茶室などは工芸・建築・美術といった分野の方からも人気が高く、関連書籍は喜ばれます。お手元に整理や売却をお考えの書籍がございましたら愛書館中川書房までお気軽にお問い合わせください。

【当店取扱商品】
復刻 大正名器鑑
書名:覆刻 大正名器鑑 全13冊(全9編11冊+補説+索引)
著者:高橋義雄
出版社:広峰社
発行年:昭和61年(1986)

茶杓三百選
書名:茶杓三百選 全4冊
著者: 高原杓庵編
出版社:河原書店
発行年:昭和49年(1974)

古今茶道全書
書名:古今茶道全書 全5冊
著者:紅染山鹿庵
出版社:吉岡伊兵衛・水田甚左衛門板
発行年:元禄7年(1694)

茶器・茶碗・陶磁器など工芸に関する古本の買取強化中!

このほか愛書館中川書房では『茶碗抄 上下2冊』『自撰 楽茶碗 山田山庵』『京焼百年の歩み 全2冊』『古伊万里の文様 初期肥前磁器を中心に』『陶磁器の社会史』など陶磁器・やきものといった工芸に関する古本の出張買取も承っております。
『日本古陶名品集』『やきもの備前 歴史と風土』『日本陶磁 出光美術館蔵品図録』『星岡窯 魯山人陶磁器展観』『加藤唐九郎作品集』『工芸の美』などお手元に気になる品がありましたらお気軽にご相談ください。

高麗茶碗
書名:高麗茶碗 全5冊
著者:林屋晴三責任編集
出版社:中央公論社
発行年:平成3年(1991

窯庭遊話
書名:窯庭遊話
著者:加藤清允
出版社:湯川書房
発行年:平成8年(1996)

愛書館中川書房は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県など関東を中心に全国へ出張買取にお伺いしております(内容・量・地域によっては出張や買取りができない場合があります)。
遺品整理・断捨離・引越し・リフォームなどに伴う蔵書の整理は愛書館中川書房にお任せください。経験豊富な店主または店長がお伺いし買取りをさせていただきます。
なお当店の出張買取は予約制となっておりますので、人員やトラックの手配が必要となる大量買取や地方への出張買取などは近々の日程でのご案内が難しい場合もございます。ご予定がある場合はお早めにお電話くださいますようお願いいたします。

【古本出張買取専用フリーダイヤル 0120-489-544】

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