出張買取地域：湯河原町の古本・古書出張買取なら中川書房

『手漉和紙大鑑』ほか工芸関係の古書を出張買取いたしました
出張買取	2019年4月8日
地域：神奈川県足柄下郡湯河原町近隣駅：湯河原駅／真鶴駅
『手漉和紙大鑑』『手漉和紙精髄ふるさとと歴史』ほか和紙など工芸に関する古書を出張にて買取りさせていただきました。大切にされていた蔵書をお譲りいただき誠にありがとうございました。

神奈川県湯河原町鍛冶屋や湯河原町福浦など湯河原町全域に古本の出張買取にお伺いしております

神奈川県湯河原町鍛冶屋や湯河原町福浦など湯河原町全域に古本の出張買取にお伺いしております。過去には神奈川県湯河原町鍛冶屋にて古典から近代までの日本近代文学の全集・学術書など900冊を買取り。神奈川県湯河原町福浦にて神社・神話など神道関係の専門書など400冊を買取り。神奈川県湯河原町宮下にて中世から近世にかけての古文書に関する辞典・解読書・専門書など600冊を買取り。神奈川県湯河原町吉浜にて建築家ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエに関する建築関係の書籍を300冊買取りさせていただきました。

蔵書整理や遺品整理、引っ越しやリフォームなどに伴う本の整理、研究室や資料室の整理などの際にはぜひ当店の出張買取専用フリーダイヤルまでお気軽にご相談ください。全国無料で出張買取にお伺いいたします（尚、内容や量や出張地域によりお伺い出来ない場合があります）。

神奈川県湯河原町にゆかりのある人物や場所

書名	世界温泉文化史
著者	ウラディミール・クリチェク著　種村季弘・高木万里子訳
出版社	国文社
発行年	平成6年（1994）

古くは万葉の時代から温泉地として人々に知られていた湯河原町。相模湾を東に望み、三方を箱根外輪山や伊豆・熱海の山々に囲まれ、一年を通じ温暖で、風光明媚な環境にあります。色濃い歴史が残るこの地にはいくつもの伝説が伝わっています。大和の国・葛城村の役行者・役小角(えんのおづの)が湯河原の渓谷の西方にある“池峯”と呼ばれる山で、修行を重ねている折に、霊感によって山の麓の渓谷に温泉が湧いていることを知った説。弘仁8年（817）に起きた富士山噴火によって関東が被った被害の実地調査を命じられた空海が、湯河原の渓谷を流れる千歳川の上流で崖から落ちる滝の水で足を洗ったら、その水が温泉に変わった説。加賀の国（現石川県)坪村の二見加賀之助重行が文化の改新による新しい政治の圧迫を逃れて山伏となり、同国の白山神社の神威を諸国に広めるため、数人の仲間とともに東国を目指して旅に出て湯河原に辿り着き、この地方を開拓している時、たまたま渓谷から湯が湧いているのを発見した説など。このような伝説が残されている湯河原町には、明治時代以降、多くの文豪に愛されてきました。

書名	潤一郎訳源氏物語　全５冊　揃い＜中公文庫＞
著者	紫式部著 ; 谷崎潤一郎訳
出版社	中央公論社
発行年	平成3年（1991）

近代日本文学を代表する小説家の一人・谷崎潤一郎は40回にわたる引っ越しをした「引っ越し魔」として知られています。谷崎が湯河原町に越してきたのは昭和39年（1964）のことでした。湯河原町吉浜に湘碧山房を建て、3度目の「源氏物語」現代語訳を完成させます。この地に越してからも創作意欲は衰えませんでしたが、健康状態が悪化して病を発症すると、翌年の7月30日に死去しました。湯河原町では「新々訳源氏物語」の書き継ぎの完成のほか、短編随筆の「七九歳の春」「にくまれ口」などの執筆のみでしたが、残されたメモから推察するに仏教的大作を意図していたようです。現在この別荘は会社の寮として使われています。
当店では文学関係の専門書・初版本・署名本・原稿・草稿・色紙など、文学関係の古書を出張にて買取させていただきます。

書名	小林秀雄全作品　全32冊　（28冊+別巻4冊）
著者	小林秀雄
出版社	新潮社
発行年	平成14年（2002）

書名	愛蔵版・漫画集　かっぱ天国
著者	清水崑/清水梢太郎編
出版社	らくだ出版
発行年	平成5年（1993）

書名	島崎藤村全短編集　全5冊
著者	島崎藤村
出版社	郷土出版社
発行年	平成15年（2003）

書名	竹内栖鳳 : 近代京都画壇の大家＜別冊太陽　日本のこころ 211＞
著者	廣田孝監修
出版社	平凡社
発行年	平成25年（2013）

多くの文豪たちに愛された湯河原町は作品の執筆などの逗留先として旅館も有名です。「ゴッホの手紙」の作者・小林秀雄や漫画「かっぱ」の作者・清水崑などが滞在した加満田旅館、「夜明け前」の作家・島崎藤村が滞在した伊藤屋旅館、竹内栖鳳画の「東本願寺大寝殿障壁画」が飾られている天野屋旅館内の山桃庵などがあります。湯河原町は今でも作家たちの創作の場、あるいは交遊の場として愛されつづけています。

湯河原町には、町立湯河原美術館・木村美術館・空中散歩館・重光葵記念館・西村京太郎記念館・人間国宝美術館・箱根ガラスの森美術館・ＭＯＡ美術館・郷土資料館など多くの美術館・ギャラリーがあります。
当店では美術関係の書籍・版画・リトグラフ・掛軸・絵画など美術関係の古本の出張買取にお伺いしております。どうぞお気軽にご相談ください。

神奈川県湯河原町イベント情報

☆１月中旬　どんど焼き
☆２月上旬から３月上旬　湯河原梅林　梅の宴約4000本の紅梅・白梅がさながらふわふわの「梅のじゅうたん」のように咲き誇り、園内をほのかな梅の香りに包みます。期間中は狂言・和太鼓の演奏・芸妓の舞などのイベントが催されます。
☆３月中旬　湯の里ゆがわら東洋蘭展示大会
☆４月上旬　土肥祭・武者パレードかつて土肥郷と呼ばれていた湯河原町。治承4年（1180）8月17日、蛭ケ小島の頼朝の挙兵に、この地を領地としていた土肥次郎実平と韮山の北条氏が戦略・挙兵・合戦を指揮して勝利しました。悠久の歴史を偲ぶ、頼朝挙兵の武者行列です。
☆５月下旬　湯かけまつり千歳川の上流「藤木川」の不動滝から泉公園までの約2kmの道を、神輿が温泉の「湯」を浴びながら温泉街を練り歩きます。沿道には温泉の「湯」が入った樽が用意され、観客が神輿めがけて威勢良く「湯」をかける、迫力満点のお祭りです。
☆５月下旬から６月上旬　ほたるの宴・花菖蒲展万葉公園内の「ほたる小屋」で飼育されたホタルの幼虫が、3月中旬になると湯河原小学校１年生に放流され、その後自然発生するゲンジホタルを見ることができます。同時期には約160種類4,000鉢もの花菖蒲を楽しめます。
☆７月下旬　ゆがわらサンバパレード＆伊豆湯河原温泉納涼花火大会国内最大級の規模とトップクラスの演奏やダンスパフォーマンスを誇るサンバチームによるパレードと、間近で見ることができる勇壮な遠州手筒花火と打ち上げ花火が楽しめます。
☆８月上旬　湯河原やっさまつり「やっさ」「もっさ」と掛け声を上げながらやっさ踊りやみこし、花車などが2日間にわたりパレードを行います。
☆９月中旬　観月会　十五夜の宴日本の情緒あふれる行事「十五夜」。お月見をしながら湯河原温泉の風情を味わえます。
☆１０月下旬　ゆがわらHalloween
☆１１月中旬から１２月上旬　もみじ祭り